人は見た目が100%⁈

メラビアンの法則によると、「人は見た目が9割」と言われている。
営業のお仕事のマネージャーは、「見た目が100%だ!」と言っていた。
私は、こんな言葉を耳にすると思い出すことがある。

私には、してみたい髪型が2つあった。
金髪で縦ロールと坊主頭。
金髪縦ロールは、21歳の時、坊主頭は、34歳の時に実現した。
やってみたかった髪型をして、私は嬉しかったけど、道ですれ違う人の対応は明らかに変わった。
金髪は、年配の方達が冷ややかな目になり、坊主頭の時は、気の毒そうな顔で見られたり、見ちゃいけないものを見てしまった…と目をそらす人、いろんな反応があった。
縦ロールは、髪が洗いにくかったし、坊主頭は、年末にしたので冷たい風がスースーと脳にまで届くようで、頭が冴えてスッキリする感じだった。
やってみないとわからないことを知れて楽しかった。貴重な経験の一つだ。
私の中身は何一つ変わっていないのに、対応が変わる人たちを見て、人を見た目で判断している人の多さを体感した。

それから私は人の対応をよく観察するようになった。
その人の持っている固定観念、常識、信念パターン、いろんなものが見えてくる。
仕事、肩書、服装などで、態度を変える人。
それ自体に良い悪いはないけど、「態度を変えているあなたを見ている人がいるよー」と伝えたくなる。

私は、見た目はいくらでも誤魔化すことができると思っている。
だから、お話をしてその人からにじみ出てくる人柄や素敵なところを探すように心がけている。
初対面で苦手意識を持った人の面白い部分を見つけたり、印象が変わることはよくある。
これからも、見た目で決めつけずに、“その人自身”を感じていこうと思う。