わたし達は、着ぐるみを着て生きている

今年の4月、原因不明の肌荒れが起きた。
アトピー性皮膚炎のような症状で、全身がかゆくなり眠れなくなった。
一番ヒドイ時は、顔が2倍くらいに赤くふくれ上がり、目も腫れあがり、視界も悪くなった…
鏡を見るのが怖ろしいくらい、ヒドイ顔だった。
ずっとこのままなはずはない。
いつか良くなるはずだから…と自分を励まし続けた。

【人は着ぐるみを着て生きている】とよく聞くけど、まさにその通りだな、と思った。

一般的な意味は、役割の中での自分のことかもしれない。
母として、妻として、娘として…
役割を取っぱらったら「本来の自分」があらわれる。

この時に感じたのは、見た目の【体】も着ぐるみでしかないということ。
人は、見た目で判断する

最近、美輪明宏さんの言葉に出会った。
こんな風に思っている人がどれだけいるだろう…
私、個人的には見えるものより“感じること”を大切にしている。

見えるものを見ない。
見えないものを見る。
外見よりもその人の
心がキレイかどうか。
これが人を見る目安になります。

美輪明宏